「てくり」の最新号が届きました。

岩手県・盛岡市発信のミニコミ誌「てくり」の最新号が届きました。

愛知県からは気軽に行ける街ではないんですが、前のお店の時から販売している雑誌です。

最初の出会いは、たまたま京都の本屋さんで手に取って。

いろんなミニコミ誌が出始めたころ、気になって何冊か読んでいたので、おもしろそう!と思って買ってみたのでした。

母の姉であるおばさん一家が盛岡に住んでいたのですが、中学生のころ遊びに行って以来、ずーっと訪れていなかった街。

「てくり」を読んで、新しい目線で再訪した盛岡の街はとっても魅力に溢れていて、すっかりお気に入りの街のひとつになったのでした。

やはり、街といっても相性みたいなものがあり、好きになる街もあれば、なんだかちょっと好きになれないんだよなーという街もあるなか、生まれ育った街ではないけど、てくりのスタッフの方の、地に足の着いた、愛情のこもった取材記事のおかげもあって、盛岡はお気に入りの街になりました。

ちょっと大げさですが、好きなものが増えると、人生が豊かになる。

距離を考えると、即効性のある便利な情報誌とは言えませんが、自分のように手に取って、好きな街、行ってみたい街が増える人がいるかもしれないなーと思って、KINOでも販売しています。

読み物としてもおもしろいので、ぜひ手に取っていただければと思います。
 
 
 

てくりって?

岩手県盛岡市の「ふだん」暮らしをテーマに、既存の情報誌や広報誌には載ることがない、 ちょっとうれしいこと、おもしろい人、紹介したいものごと…
そんな日常の物語たちを集め、紹介する本があったらいいなあ。。。そんな想いからできたのが、「新世代ミニコミ誌・てくり」です。「ミニコミ」というと活字だらけで写真が無い、ガリ版刷り(?)なイメージですが、その「綴る」という気持ちを残しつつ、「タウン誌」でもなく「情報誌」でもない、ほっと一息つけるような「カフェ的」雰囲気のビジュアル誌をイメージしています。盛岡は「みちのくの小京都」とよばれる、城下町の面影を残した地方都市です。
近年、県外資本の大型店舗やマンションが目立つようになり、風景も人も、ずいぶん様変わりしてきたように思います。

そんなこの街で、スタッフ達のアンテナにひっかかった選りすぐりの物語たちは、全国の方々にも読んでいただきたいものばかり。

きっとそこには、時代や場所に左右されない、 普遍的な何かが隠されているのかもしれません。

てくりてくりゆっくりと、年2回の発行を目指していますが、 やりたい企画はもりだくさん。
楽しみながら続けていければいいなあと思っています。

「生活」という冒険の世界へ、 「てくり」と一緒にでかけましょう。

 

 

22号 「なおす」を選ぶ。

・「こわれた本の修理」より/岩手県立図書館
・手放せない、一脚のために。/(有)小林椅子工業
・見えない部分を見抜く/樹木医・神山安生さん
・A音からはじまる。/鈴木ピアノ調律工房
・めくるめく金継ぎの世界/田代淳さん
・つくるとなおす、を考える。〜「塩釜馬具店」とその通りによせて

・てくり なんちゃってカーリング部結成!

・MORIOKAスヌードつくりました

Life is Delicious その19
カフェコンディトライ マイヤーリング 藤原敏裕さん

あなたはなぜ、ここにいるのですか?
森川和輝/西田浩二/苫米地美智子

もりおかわんこ/13犬目ハナ

なんだりかんだり、のんだりくったり10

(*てくりホームページより)

Posted on 2016年9月6日

Category: てくり

ケケケのKINO太郎

ハレの日、ケの日といいますが、「ハレ(特別・非日常)」もいいけど「ケ(普段・日常)」が好きかなぁ~と思うときがあります。

岩手県の盛岡市でつくられる小冊子「てくり」を読んでる時は、まさにそんなとき。

 

岩手県盛岡市の「ふだん」暮らしをテーマに、
既存の情報誌や広報誌には載ることがない、
ちょっとうれしいこと、おもしろい人、紹介したいものごと・・・
そんな日常の物語たちを集め、
紹介する本があったらいいなあ。。。

そんな想いからできたのが、「新世代ミニコミ誌・てくり」です。

ホームページにそう書いてあるとおり、しみじみと日常をたのしく噛みしめる本。

そんな「てくり」の、最新号が届きました。

 

 

てくり19号「Sweet Memories 甘い記憶。」お待たせしました。特集は二本立ての「地元菓子」と「盛岡バスセンター」。どちらも私たちの「記憶」に残るもの、残していきたいものたちです。秋のさわやかな空気の中、お茶とお菓子を傍らに、じっくり読んでいただければ幸いです。(ホームページより引用)

 

地元菓子がテーマなんて、食いしん坊の私たちにはたまらない!

しかも、ポップ用のミニポスターには大好きな「馬ッコ最中」が!

愛らしいビジュアルはもちろん魅力のひとつですが、味も実力派なんです。

今回、馬ッコ最中にまつわるエピソードを読んで、ますます好きになりました。

食べたいなぁ・・・・

やっぱり盛岡行きたいなぁ・・・

愛知県からは、気軽に行ける距離ではないんですが、盛岡にあるおいしいアレコレや、素敵なアレコレを思うと、えいやっと行きたい気持ちがムクムクと湧いてきます。

 

それにしても、「てくり」に出ている人々はみーんないいお顔!

きりりとした表情も、にっこり笑顔も、ちょっと隙があるというか、人情が滲んでいて、ほっとうれしい気持ちになります。

「てくり」を読んで、「ケ」はいいなぁ~という気持ちになったら、自分の身近にある「てくり」なことを思って、明日からもがんばろうという気持ちになります。

盛岡にいく予定がある人もない人も、読むだけでも楽しい本ですので、ぜひ手にとっていただければなぁと思います!

工房販売日は店頭で、ウェブショップでも通信販売をしていますので、良かったらご利用くださいね。

(ウェブショップはこちらからどうぞ → てくり19号 )

 

おまけ

私たちの身近な「てくり」なこと。

おとなり、幸田町にある「hidamari cafe」さん。

いつものおいしい、ほっとする味。

元気のもとです。

 

 

KINOからお知らせ

10月の出店情報など、こちらをご覧ください→ KINO 10月のスケジュール

Posted on 2014年10月2日
Edited on 2020年5月19日

Category: てくり

北の国から

お知らせがちょっと遅くなりましたが・・・

KINOでも取り扱っているミニコミ誌 てくり」 から、特別編集の「てくりブックレット5 盛岡の喫茶店 おかわり《2014改訂版》」と「てくり別冊 光原社 北の美意識」が届きました!

わたしたちの住む愛知県からは、盛岡は気軽に行ける距離ではないので、「おでかけ情報誌」としての実用性は薄いかもしれませんが・・・

大手のコーヒーチェーン店が潰れる街とも言われるほど、ちゃんと個人のお店が際立って、コーヒー文化の根付いた街なんだなぁというのが、盛岡の印象です。

仕事柄、コーヒー関連の雑誌や、パンの特集された雑誌などは、ついついお仕事モードのフィルターを通して読んでしまうのですが、「てくり」から出る冊子は、純粋に、お客さんの目線で「行ってみたいなぁ」という気持ちで読めるんですよね。

てくりのそもそもが、

岩手県盛岡市の「ふだん」暮らしをテーマに、既存の情報誌や広報誌には載ることがない、 ちょっとうれしいこと、おもしろい人、紹介したいものごと…
そんな日常の物語たちを集め、紹介する本があったらいいなあ。。。

そんな想いからできたのが、「新世代ミニコミ誌・てくり」です。

・・・ということで出来た冊子だからか、物語のような感覚で楽しく読めるのです。

 

「てくり別冊 光原社 北の美意識」も、読み応えのある素敵な本でした。

岩手は文化のしっかり根付いた街なんだなぁと、ところどころで感じることが多いのですが、光原社の存在は本当に大きいんだなぁと改めて思いました。

民芸品に対するしっかりした愛情、いいものをちゃんと広めたいという、健全な精神が、健在な土地柄にあって、なんてまっとうなお店のあり方なんだろうと感動に近い気持ちになります。

迷うこともあるけれど、まっとうなことを、いいと思うことをちゃんと続けていく勇気がもらえる本でした。

今の時代や都会のスピードにちゃんとついていかなきゃ!という焦る気持ちが、ちょっと落ち着きました。

話がそれてしまいましたが、読み応えのある素敵な本です。

おすすめです!

店頭や、KINOのウェブショップでも取り扱いしておりますので、気になる方はぜひぜひに・・・

 

 

KINOからお知らせ

7月の出店情報など、こちらをご覧ください→ KINO 7月のスケジュール

 

Posted on 2014年7月10日
Edited on 2020年5月19日

Category: てくり

てくりの最新号

岩手県 盛岡市の「ふだん」暮らしをテーマにしたミニコミ誌、「てくり」の最新号のご紹介です。

18号「盛岡てつびん物語」

・「熱」をつたえる。 ~小泉家と鈴木家の400年

・うちの鉄瓶、紹介します。 

・緊急開催!鉄瓶生活向上委員会井戸端討論会 

・鉄人列伝
岩鋳
田中鉉工房
田山鉄瓶工房
南部鉄器協同組合青年部

・宮さんのつくる鉄のカタチ

・鉄瓶の扱い方 ―― 釜定の場合 

・てくり茶道部「入門編」

・Life is Delicious その15 ピッツェリア ピアーチェ 八柳達彦さん 

・あなたはなぜ、ここにいるのですか?
澤野桂子/吉田賢二/臼井名津子

・もりおかわんこ/ 9犬目・いち

・なんだりかんだり、のんだりくったり6「ダダミ」

 

メイン特集は、岩手の名産、南部鉄器の代表選手「てつびん」です。

数年前、叔母の住む盛岡に遊びに行ったとき、ここでも紹介されている「釜定」さんにおじゃまして、小さなオブジェや栓抜きなどは購入したのですが、すてきだなーと思いつつも、お値段もちょっとはるため、鉄瓶までは手が伸びず・・・

フライパンもいいなーと思いながら、鉄のものってお手入れがちょっと難しいのかなと・・・

そんな私だったんですが、「てくり」の特集を読んだら、いてもたってもいられなくなってしまって、今、手元には釜定さんの鉄瓶があるという次第であります。

職人さんの手仕事と、日々使うものであるということ。

使い込むほどに価値が増していくものとの付き合いの魅力を思えば、ちょっとしたお手入れのひと手間なんて、それさえも楽しめるような大人になれたんでしょうかねぇ・・・

 

この勢いで(?)、改めてこの冊子も久々に手に取ってみました。

てくり別冊te no te いわ「てのて」しごと  ・・・てくり編集部が気になる、うつわ、南部鉄器、ホームスパン、木工など、 岩手県内の工房を訪ね歩いて集めた16の「手仕事」たち。

「手仕事」で作られたものたちは、決して安くはないけれど、丁寧で誠実な仕事ぶりを思うと、決して高いものではないな、と思います。

そんな思いで、南部桶正さんのお櫃につづいて、手に入れた釜定の鉄瓶。

釜定のデザインも手掛ける宮さんもおっしゃっていたように、日々の暮らしで理にかなったカタチというのは、デザインとしてもほんとにきれいなかたちだなぁと見惚れてしまいます。

ベテランの職人さんたちを思うと、自分の仕事ぶりはまだまだだなぁと思いますが、KINOの仕事も、どんどん量産できる工場仕事ではないので、仕事に対する姿勢や思いには、ちょっとでも近づけるようにがんばりたいなぁと思うこのごろです。

至らないことが多すぎて、いやになることもありますが、自分との戦いでもあるなーと。

美しいデザインのてつびんを眺めながら、こんなふうにものを紹介できる「てくり」って、素晴らしい冊子だなあと思うのでした。

日本の手仕事にご興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいねー

おすすめです!

そして、てつびんが欲しくなってしまうかも・・・

 

 

KINOからのお知らせ

2月の出店情報など、こちらをご覧ください→ KINO 2月のスケジュール

* KINO ベーグルをもっとおいしく食べようワークショップ・・・MIXベリーのメープルクリームチーズトースト編 *

 

日時:3月1日(土)15:00~17:00

場所:喫茶スロースさんの2Fにて

*予約制のイベントになります。

定員:6名程度

参加費:2500円(*お支払いは当日で大丈夫です)

講座内容: 

ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリーの3種類のベリーのフルーツソースと、メープル風味のクリームチーズペーストの作り方を実演・解説します。出来上がったフルーツソースとペーストを使って、参加者の方でそれぞれMIXベリーのメープルクリームチーズトーストを盛りつけ、試食していただきます。スロースさんのコーヒー、お土産用のフルーツソース付き。

申し込み方法 : COFFEE&BAGEL KINOあてに、電話またはメールにてご予約ください。

電話番号 070-5542-1455

メールアドレス info@coffeebagelkino.jp

*ご予約の際は、①お名前②ご連絡先(さしつかえなければ、連絡のとれる携帯電話番号でお願いします。)③参加人数をお伝えください。

申し込み期限: 2月26日(水)  *ただし、定員になり次第受付終了とさせていただきます。

 

旬のフルーツのフレッシュ感を味わえるKINOのフルーツソースと、ちょっとのひと手間でおいしく出来るメープル風味のクリームチーズペーストの作り方の、デモンストレーション形式のワークショップです。

KINOベーグルを、シンプルにトーストして食べるのもモチロンおいしいのですが、アレンジ次第でデザートとして立派な一皿に変身します。

おうちでも、ベーグルのいろんな食べ方を楽しんでもらうための、KINOの簡単クッキング講座です。

実習はありませんが、解説を聞きながら、みんなでおいしくベーグルを食べる会なので、気軽にご参加くださいね。

 

Posted on 2014年2月7日
Edited on 2020年5月20日

Category: webshopてくり日々のあれこれ

てくり

tekuri

てくりの最新号、特集は「パンとごはん。」です。

震災以降の東北で考える、食べ物のはなし。

「てくり」は、「人」に焦点を当てた冊子なので、東北の街で人々がどのように感じて、考えて、日々を暮らしているのかを、そうっと、でもしっかりと、私たちに伝えてくれます。

いろんな問題がまだまだあるとは思いますが、この号を読んだら、なんて「食」の豊かなところなんだろう!っていう気持ちがむくむくわいてきました。

数年前に、盛岡に住む伯母のもとを訪れたときも、ごはんがほんとうにおいしくておいしくて・・・

また、行ってみたいお店が増えました!

「食」に向き合う姿勢、改めて考えてみたいです。

 

 

*ウェブショップのサイトがまだ準備中ですが、「てくり」も引き続きウェブショップにてKINOで販売いたします。

コーヒーのおともに、「てくり」もぜひぜひ♪

 

 

 

Posted on 2013年1月31日
Edited on 2020年5月19日

Category: てくり

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