4月29日は、「昭和の日」。
それにちなんで・・・、というわけではなかったのですが、昭和の雰囲気が色濃く残るレストランへ行ってきました。
小さい頃に家族でときどきご飯を食べに行っていた、思い出のレストラン。
訪れるのは、かれこれ25年ぶりくらいになるのかも・・・
和風とも、洋風ともいいがたい広々とした店内、入口には年季の入った食品サンプルの堂々たるウィンドー。
親子3代で行ったとしても大丈夫な、ラーメンからお刺身、揚げ物、ステーキにハンバーグ、パフェからアルコールまで、なんでもござれのメニュー構成。
全国チェーンじゃないけれど、まさに昭和のファミリーレストラン。
何匹もの鯉が、うようよと泳ぐ池のある中庭。
子供のころ、こういう池を眺めるの好きだったなぁ。
ここに来たら、いつもこれでした。
グラタンセット、思い出の味。
今回は、食後にソフトクリームを注文しちゃったけど、昭和ノスタルジーに浸るんだったら、メロンソーダにすれば良かった・・・と、ちょっと後悔。
舌が緑色になる飲み物なんて、今の子供は飲ませてもらえなさそうだな・・・
このレストラン、距離にしたらすぐ近くなんですが、時間をとびこえて、ずいぶん遠くまで来たような気分。
ふだんは思い出すことのない、子供時代のちいさな幸せの記憶がよみがえって、なんだかいい休日になりました。
現在、平成26年。
自分の年齢で考えると、「昭和」だった時間よりも、「平成」になってからの時間のほうがもうとっくに長くなっているのに、「自分は昭和の人間だから・・・」と、ついつい「昭和」に肩入れしちゃうんですよね。
生まれ故郷に愛着をもってしまうのと同じように、自分の中にある「昭和愛」を再確認する「昭和の日」となりました。
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