松屋式ハンドドリップって?

松屋式のドリップとは・・・?

うまみは溶けやすくしぶみは溶けにくいというシンプルな原理に基づいた抽出方法です。

 コーヒーの「うまみ」と「渋み」の性質 *

うまみ
  • 高い濃度の水溶液(ものをとかす力がよわい)にもとける。
  • 全体としてとけやすい。
  • 低温でもとける。
しぶみ
  • 低い濃度の水溶液(ものをとかす力がつよい)にしかとけない
  • 全体としてとけにくい
  • 低温でとけにくい

この性質の違いから考えると、ドリップして始めに出てくるのが「うまみ」、後半から出てくるのが「渋みやえぐみ」です。

それを生かして、前半に出てくる「うまみ」をしっかりと、濃い目に抽出して、あとはお湯で割ってしまおう!というのが松屋式です。

 

 

松屋式コーヒーの入れ方の特徴

* コーヒー豆が動かないように、お湯を細く細く注ぎます。

「うまみ」だけを引き出すために、そっと、やさしくお湯を注ぎます!

 

* 蒸らし時間は3分間!この、長い蒸らし時間がおいしさのヒミツです

コーヒー豆から、味をしっかり引き出すために、中までちゃんとお湯が通るように、コーヒー豆の中にあるガスをしっかりと排出させます。

そのために必要なのが、3分間の蒸らし時間なのです。

 

 

* コーヒーがサーバーに人数分の約半分まで出たらストップです。

うまみは溶けやすくしぶみは溶けにくいという性質から、この位でコーヒーのおいしい成分が出つくします。あとに出てくるのは、渋みや、いやな苦味などです。コーヒーのおいしい成分だけ濃く取り出して、あとはお湯でお好みの味になるまでうすめます。

すっきりしたきれいな味のコーヒーの出来上がり!

 

  

Posted on 2013年2月5日
Edited on 2013年2月6日

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